事例紹介

2024年12月15日、福島県田村市都路町にて、ドローンを活用した医薬品配送の実証実験を実施致しました。

実験の概要

• 日時：​2024年12月15日（日）10時00分～12時30分
• 場所：​有限会社みはる調剤薬局ときわ店から田村市立都路診療所まで
• 実施主体：​福島県次世代産業課、有限会社みはる調剤薬局​
• 内容：​薬剤師による調剤を想定した医薬品を、みはる調剤薬局ときわ店から田村市立都路診療所まで、自動飛行のドローンで配送する実証実験 

背景と目的

田村市都路町では、人口減少や医療従事者の不足により、薬局が存在しない状況が続いています。​このため、唯一の医療機関である田村市立都路診療所が院内処方で対応していますが、患者や診療所への負担が課題となっていました。​今回の実証実験は、ドローンを活用した医薬品配送モデルの創出を目指し、中山間地域における医療体制の改善を図るものです。 

実験の成果

実験では、ドローンが14kmの距離を飛行し、みはる調剤薬局ときわ店から田村市立都路診療所まで医薬品を無事に届けることができました。​この結果、ドローンを活用した医薬品配送の可能性が示され、今後の中山間地域における医療サービスの向上が期待されています。 

今後の展望

福島県とみはる調剤薬局は、今回の実証実験を踏まえ、ドローンを活用した医薬品配送の社会実装に向けた取り組みを進めていく予定です。​これにより、医療アクセスが制限されている地域への医薬品供給体制の強化が期待されています。

事例紹介

詳しい導入事例や実証実験の内容は、以下の資料をご覧ください。
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